第17回JMO夏季セミナーの報告

 『JMO夏季セミナー』の目的は、中学や高校などで学ぶ数学の先にある数学の奥深さや魅力を知ってもらうことにあります。 また、全国から集まった数学好きな人たちが互いに交流してもらうことや、数学の専門書の読み方・セミナーの仕方などを体得してもらうことも目的としています。
 第17回目となる今年の夏季セミナーは、8月20日(日)〜26日(土)の日程で、山梨県の清里高原の「ヴィラ千ヶ滝」にて開催いたしました。参加生徒は、春の合宿参加者の中の希望者14名を含めて27名(内,女子4名)で、14名(内,女子2名)のチューターが指導にあたりました。
 セミナーは、初日に2名の生徒による自由発表を行い、2日目からは9班に分かれて数学書を読むゼミや、2名の大学の先生方による講義を行った。最終日には、班ごとに学んだ内容を全体に発表した。


≪講義≫
8月22日:糸 健太郎 先生 (名古屋大学)「連分数とフォードの円」
8月23日:大島 芳樹 先生 (大阪大学)「群の作用と幾何について」

≪セミナー≫ セミナーで扱った本
@組みひもの数理 −河野 俊丈
A整数の分割 −ジョージ・アンドリュース
B天書の証明 −M.アイグナー、G.M.ツイーグラー
C素数と二次体の整数論 −青木 昇
D解析力学と微分形式 −深谷 賢治
E複素関数入門 −神保 道夫
FThe Symmetric Group −Bruce E. Sagan
GComplex Algebraic Curves −Frances Kirwan
HA course in Arithmetic −J-P. Serre

なお、セミナーは次のようにして行われました。
1.班内で話し合い、担当箇所を決める。
2.自分の担当箇所について、本を読んで理解し他の生徒に分かりやすくきちんと説明できるように準備をする。
3.他の生徒の発表を聞いたり自分が発表したりし、分からない箇所があれば質問や議論を通して理解を深める。

《セミナー風景》

開校式

セミナー風景

講義風景


バーベキュー

花火大会

集合写真