第18回JMO夏季セミナーの報告

 『JMO夏季セミナー』の目的は、中学や高校などで学ぶ数学の先にある数学の奥深さや魅力を知ってもらうことにあります。
また、全国から集まった数学が好きな人たちに交流してもらうことや、数学の専門書の読み方・セミナーの仕方などを体得してもらうことも目的としています。
 第18回目となる今年の夏季セミナーは、8月19日(日)〜25日(土)の日程で、山梨県の清里高原の「ヴィラ千ヶ滝」にて開催いたしました。参加生徒は、代表選考合宿参加者の中の希望者17名を含めて26名(内,女子2名)で、10名(内,女子2名)のチューターが指導にあたりました。
 セミナーでは、7班に分かれて数学書を読むゼミや、2名の大学の先生方による講義を行いました。最終日には、班ごとに学んだ内容を全体に向けて発表しました。


≪講義≫
8月20日:安田 正大 先生 (大阪大学)「数論幾何学における基本群」
8月21日:鈴木 悠平 先生 (名古屋大学)「Banach-Tarskiのパラドックス」

≪セミナー≫ セミナーで扱った本
@平方剰余の相互法則 - 倉田令二朗
A組み合わせゲーム理論入門 - Michael H.Albert, Richard J.Nowakowski, David Wolfe
B計算で身につくトポロジー - 阿原一志
CRational Points on Elliptic Curves - Joseph H. Silverman
D無理数と超越数 - 塩川宇賢
E射影平面の幾何学 - 川又雄二郎
FIntroduction to Analytic Number Theory - Tom M. Apostol

なお、セミナーは次のようにして行われました。
1.班内で話し合い、担当箇所を決める。
2.自分の担当箇所について、本を読んで理解し他の生徒に分かりやすくきちんと説明できるように準備をする。
3.他の生徒の発表を聞いたり自分が発表したりし、分からない箇所があれば質問や議論を通して理解を深める。

《セミナー風景》

集合写真

食事風景

講義風景


講義風景

講義風景

バーベキュー