公益財団法人  数学オリンピック財団



第10回夏季セミナーの報告(於:清里高原ヴィラ千ヶ滝)

第10回夏季セミナーが、8月22日〜28日の日程で山梨県の清里高原のヴィラ千ヶ滝にて開催された。
参加生徒は、春合宿参加者の中からの希望生徒16名を含めて35名(内女子5名)で、16名(内女子3名)のチューターが指導にあたった。 今年の特徴は、天候にも恵まれて、当初の予定通り合宿を実施することができた。
セミナーは、10班に分かれて数学書を読むゼミ、3名の大学の先生(名古屋大の小林亮一先生、大阪大の落合理先生、千葉大の大坪紀之先生)による講義など、充実した7日間であった。
講義の題目は
・小林先生「幾何と拡散集中の解析」
・落合先生「数の体系の広がり_周期積分そして整数論」
・大坪先生「有限体と方程式の解の数」
また、セミナーは次のタイトルの10班に分かれて行われた。
  
・組み合せ論入門・Galois Theory・ゲーム理論入門・・ルベーグ積分入門
・位相への30講・・リー代数入門・Algebraic Topology・無理数と超越数
・The Symmetric Group・結び目の数学


宿舎前にて集合写真 受講風景 受講風景
宿舎前にて集合写真 受講風景 受講風景

宿舎近くへの散策 成果の発表 バーベキュー
宿舎近くへの散策 成果の発表 バーベキュー

☆☆ 夏季セミナーに参加して(アンケートから) ☆☆
以下、参加者のアンケートからの抜粋である。
ゼミに参加して、ためになる知識をたくさん得られた。人前で発表する良い練習になった。
夏季セミナーに参加したことは確実に自分の力になった。来年も参加したい。
ゼミは自分のレベルにもあっていて楽しめたと思います。班で、発表する準備のために、担当の部分をしっかり理解して本を読んでいくことができるようになったと思います。
班の人との数学の話や、宮でやる数理的ゲームはとても楽しかった。本当に有意義な時間を過ごせた。
受験勉強の合間の息抜きにと思って参加しましたが、良い息抜きになったと思います。もっと早くから(中3くらいから)参加しておけば良かったと思いました。
自由発表をした生徒が3人もおり、毎晩楽しそうに交流していた。全国の数学に興味のある中高生達が交流し友人になることができる素晴らしい企画だと思います。
大学以降の数学とは高校数学の続きだと思ってゼミに参加して、本を読む厳密性にまず驚きました。また、入試問題が解けることが数学がわかっていることだと思っていましたが、数学は非常に奥が深くて自分が知っていることはほんのわずかだと知りました。これからはもっといろいろなことを学んでいこうという気持ちになりました。
数学書を読み、自分の言葉で説明する。大学の先生方の講義を聴くなど、良い経験になりました。女子は少なく、また参加者の殆どが高校生でしたが、年齢の違う人との交流も出来、とても楽しかったです。
などの意見が寄せられた。