公益財団法人  数学オリンピック財団



第18回 JMO 夏季セミナーの報告


 『JMO夏季セミナー』の目的は、中学や高校などで学ぶ数学の先にある数学の奥深さや魅力を知ってもらうことにあります。また、全国から集まった数学好きな人たちが互いに交流してもらうことや、数学の専門書の読み方・セミナーの仕方などを体得してもらうことも目的としています。
 第18回目となる今年の夏季セミナーは、8月25日(日)〜31日(土)の日程で、山梨県の清里高原の「ヴィラ千ヶ滝」にて開催いたしました。参加生徒は、代表選考合宿の参加者および EGMO 代表選手の中の希望者16名を含めて28名(内、女子3名)で、13名(内、女子1名)のチューターが指導にあたりました。
 セミナーは、初日に1名の生徒による自由発表を行い、2日目からは9班に分かれて数学書を読むゼミや、2名の大学の先生方による講義を行いました。最終日には班ごとに学んだ内容を全体に発表しました。

≪講義≫
8月26日:千葉 逸人 先生 (東北大学)「力学系理論の基礎とその同期現象への応用」
8月27日:金銅 誠之 先生 (名古屋大学)「24次元の不思議」

≪セミナー≫ セミナーで扱った本
石取りゲームの数学 - 佐藤文広
幾何の魔術 - 佐藤肇, 一樂重雄
群論への30講 - 志賀浩二
An Introduction to Chaotic Dynamical Systems - Robert Devaney
ガロア理論講義 - 足立恒雄
ルベーグ積分30講 - 志賀浩二
結晶群 - 河野俊丈
Introduction to Lie Algebras and Representation Theory - J.E. Humphreys
A Course in Arithmetic - J-P. Serre

なお、セミナーは次のように行われました。
1.班内で話し合い、担当箇所を決める。
2.自分の担当箇所について、本を読んで理解し他の生徒に分かりやすくきちんと説明できるように準備をする。
3.他の生徒の発表を聞いたり自分が発表したりし、分からない箇所があれば質問や議論を通して理解を深める。

《セミナー風景》

集合写真

食事風景

講義風景


講義風景

講義風景

バーベキュー