公益財団法人 数学オリンピック財団

第66回 国際数学オリンピックオーストラリア大会(IMO2025)写真速報

画面下部から上に向かって追加しています。

7月19日

 日本選手おめでとう!!!そしてやりました、6名全員メダル獲得です!
 金メダルに輝いたのは 狩野慧志さん、濵川愼次郎さん、山本一揮さん!
 狩野慧志はパーフェクトスコア42点で世界1位を獲得しました!!!!!
 銀メダルは、若杉直音さんと安藤匠吾さん!そして銅メダルは伊勢戸皓太さん!
 国別順位は100か国・地域中 第4位!!!!!第50回IMOドイツ大会に次ぐ素晴らしい順位です!これ以上は何も言いません、メダルを掛けた選手の写真をご覧ください!!!!!!!
 本日をもちまして、IMO2025の写真速報を終了します。
 来年2026年の第67回国際数学オリンピックは、7月10日から中国・上海で開催されます。写真速報をご覧になられたIMO参加資格のある方はぜひ日本代表目指して、第36回JMO、第24回JJMOに挑戦してみてはいかがですか。皆様のご応募をお待ちしております!

7月18日

 本日、サンシャインコーストに来ての初めて雨天。とても寒いです。雨のがスコールのような降りかたです。(東京は梅雨明けしたんですね!)
 それでも選手達はエクスカーションに出かけました。行き先は「Aussie world」という遊園地。雨でしたが生徒たちはお化け屋敷やウォータシュートなど色々楽しんだみたいです。また、コンテストの点数確定のためのコーディネーションも2日目。そして、夜22時過ぎからは最終Jury meetingが行われました。

7月17日

 昨日、一昨日のコンテストを終えて、今日と明日はエクスカーション!!!
 今日のエクスカーションの行き先はオーストラリア動物園。いつもは選手のみですが、団長団はコンテストDAY1の日に副団長団の希望者は選手と一緒にエクスカーションを楽しむこともでき、副団長の藤田先生とオブザーバーBの田崎さんも選手と一緒に出掛けました。オーストラリア動物園の広大な園内は、自然満ち溢れ、直接、動物と触れ合うことができ、楽しい一日を過ごすことが出来ました!
 また、エクスカーションと並行して、コンテストの点数確定のためのコーディネーションも始まりました。

7月16日

 いよいよ、コンテストDAY2 
 昨日、今日と快晴。コンテスト日の朝は体調等のコンディションを整えるため6:00に起床。宿泊棟から朝食会場のホテルメインフロントまで海沿いの小径を歩いて向かうのですが、日の出前のためとても冷たい(寒い)です。でも夜明け前の朝焼けの景色は本当に素晴らしいと思います。そして、まだ、月も高く昇がっています。
 DAY2も時間通りに始まり全員、4時間半、3問を頑張りました!コンテスト会場からでてきた6人の安堵の表情が印象的でした。また、コンテスト終了時には団長やオブザーバーAの4人と合流することもでき、問題の解法について、直接話すことができました。IMOのOBでもある4人の指導(?)のもと、恒例のIMO人文字を組み、日本代表団全員で写真に納めることもできました。
 日本代表団全員の写真には、P.S.C,でコーディネーターの町野有夏さんも一緒に入っていただきました。

7月15日

 いよいよ、コンテストが始まりました。
 殆どの方がご存知と思いますが、コンテストは今日(7/15)と明日(7/16)の2日間それぞれ4時間半で3問、2日間で計6問が出題されます。日本チームは、まだ日の出前の6時に朝食を取り、一旦部屋に戻り、各人がコンテストに持込可能用品をIMO本部から配布されたチャック付きビニールファイルに準備・点検を入念に行いました。コンテスト会場にはこのビニールフォルダー以外は持ち込めません。7時45分に宿泊コンドミディアムを出発、恒例のシュプレヒコールはコンドミニアムのベランダ側で行いました。まずは6人全員が体調不良もなく、コンテストDAY1に臨むことができ、役員一同ほっとしております。
 コンテスト、ほぼ8:30の開始時刻に始まりました。日本チーム6人はそれぞれのコンテストへの秘めたる決意や意欲そして不安もあると思いますが、おもいっきり問題にチャレンジ!!!13:00コンテストDAY1無時終了、お疲れ様!!!!!
 昼食後、午後は明日のコンテストに備えて、みんなで勉強会を行いました。
 今夜も早めに睡眠を取ります。「それでは、皆様、おやすみなさーい!」

(おまけ)
 今日も部屋のベランダ付近の芝生でカンガルー親子が芝をたべたりとのんびり過ごしていました。カンガルーとは別に、リゾート内ではキジ科のヤブツカツクリがこれまたのんびりと戯れている姿をよく見かけます。

7月14日

 今日は「オープニングセレモニー」です。日本チームは、7時に起床。朝食を取るために、部屋のドアを開けると、なんと目の前にカンガルーの親子が!野生のカンガルー?こんな近くで見られるなんって本当にびっくり!!!オブザーバーBの田﨑さんが興奮しています(笑)!
 さて、本題に戻します!
 オープニングセレモニーは、11:00から、リゾート内にある「サンシャインコーストコンベンションセンター」で行われました。特にアトラクション等はありませんでしたが、すっきりとした流れの内容でした。恒例の各国選手チームパレードは、オーストラリアまでの長距離順に紹介されました。一番遠い国として、北アフリカの「モロッコ王国」がパレードの最初を飾りました。ところで、日本からオーストラリアへの距離は何キロメートルでしょうか?解答は、写真でご覧ください!

  開会式(YouTube 1時間15分40秒~日本選手団登壇)の様子

7月13日

 朝 7:35 ブリスベン空港に到着。
 Kioskという機械でのスマート入国審査。バケージクレームでスーツケースを受取り、検疫検査へ。特に問題はないとすぐに通過できるだろうと腹をくくっていましたが、持参の薬のことで何回かステップを踏むことになってしまいました。でも無事通過!
 ブリスベンから、IMOチャーターバスで1時間15分。サンシャインコーストのIMOメイン会場と宿舎のリゾート施設「NOVOTEL」に到着しました。今日は特に公式行事が入っていなかったので、ドイツチームとリゾート内を散策したり。ホンジュラスと写真を撮ったりしました。
 ところで、宿泊はコンドミディアム的なタイプで4人部屋は小さなキッチンが付いています。部屋割りですが、安藤さん・濵川さん・伊勢戸さん・狩野さんの4人が同室。若杉さん・山本さんがフィンランドの2名の選手と同室です。若杉さんと山本さんは英語で頑張っています(笑)!

7月12日

今年も数オリの最高峰イベント「第66回国際数学オリンピック」の季節になりました!
今年の開催国はオーストラリア! 開催都市はクィーンズランド州のサンシャインコースト!!
団長の井上卓哉さん、オブザーバーAの神尾悠揚さん、小林晃一良さん、床呂光太さんの4人は、副団長団(コンテスタント側)より3日早い7月10日に現地入りをして、問題選定やIMO組織等様々な会議や問題の翻訳等々、コンテストへの大事な準備に追われています。
さて、コンテスタント側の副団長団は7月13日現地入りのため、12日夜22時に、成田空港から出発しました。

日本代表団

日本代表選手

氏名学校名学年
安藤 匠吾灘高等学校1年
濵川慎次郎ラ・サール高等学校2年
伊勢戸皓太灘中学校2年
狩野 慧志長野県松本深志高等学校3年
若杉 直音帝塚山学院泉ヶ丘高等学校3年
山本 一揮筑波大学附属駒場高等学校2年

学年は2025年4月現在、アルファベット順

日本代表団(大会役員)

役職氏名所属
団 長井上 卓哉東京大学大学院数理科学研究科博士課程
副団長藤田 岳彦中央大学理工学部教授
公益財団法人 数学オリンピック財団 専務理事
オブザーバーA 神尾 悠陽東京大学理学部数学科
オブザーバーA小林晃一良東京大学理学部数学科
オブザーバーA床呂 光太東京大学理学部数学科
オブザーバーB田﨑 慶子公益財団法人 数学オリンピック財団 事務局次長

大会日程

日程内容
2025年7月10日(木) 団長団到着
11日(金)
12日(土)
13日(日) 選手団到着
14日(月) 開会式
15日(火) コンテスト(1日目)
16日(水) コンテスト(2日目)
17日(木) 国際交流・観光1日目
18日(金) 国際交流・観光2日目
19日(土) 閉会式
20日(日) 各国代表団出発

IMO2025 公式サイト

詳細は、IMOの公式サイト(http://www.imo-official.org/)および
IMO2025 の公式サイト(https://imo2025.au/)を参照してください。