数学オリンピック財団 公益財団法人  数学オリンピック財団


 数学オリンピックと称す国際大会はいくつもありますが、日本が現在参加している大会は、 1959年に始まった本家本元の国際数学オリンピック (IMO : The International Mathematical Olympiad) と、 1989年に始まったアジア・太平洋地区の国々が参加対象のアジア太平洋数学オリンピック (APMO : The Asian Pacific Mathmatics Olympiad) と、 2012年に始まった女子生徒を対象とするヨーロッパ女子数学オリンピック (EGMO : The European Girls' Mathmatical Olympiad) の3つです。これらのうち、IMO と EGMO は各国・地域が代表選手団を主催国に派遣して競技に参加するのに対し、APMO は出題は主催国がしますが、各国・地区の代表選手は自国にいてインターネット経由で競技に臨む形式の大会です。

最近開催された国際大会における日本代表の成績


IMO2019イギリス大会

  第60回国際数学オリンピック (IMO2019) は、7月11日から21日までイギリスのバース(Bath)で開催されました:IMO2019 公式サイト
  • 日本代表選手の成績:

    金メダル兒玉 太陽海陽中等教育学校6年静岡県

    金メダル坂本 平蔵筑波大学附属駒場高等学校3年東京都

    銀メダル平石 雄大海陽中等教育学校5年広島県

    銀メダル宿田 彩斗開成高等学校2年埼玉県

    銅メダル渡辺 直希 広島大学附属高等学校2年広島県

    銅メダル早川 睦海宮崎県立宮崎西高等学校3年宮崎県
  • 参加国数・人数:112ヶ国・地域、621名(男子 556名、女子 65名)
  • 大会全体の受賞者数:金メダル 52名、銀メダル 94名、銅メダル 156名
  • 日本の順位:13位
  • 国別順位:(上位20位まで)
    1.中国 1.アメリカ 3.韓国 4.北朝鮮
    5.タイ 6.ロシア 7.ベトナム 8.シンガポール
    9.セルビア 10.ポーランド 11.ハンガリー 11.ウクライナ
    13.日本 14.インドネシア 15.インド 15.イスラエル
    17.ルーマニア 18.オーストラリア 19.ブルガリア 20.イギリス
    ……………
  • ギャラリー:

    開会式に出発

    開会式にて

    コンテスト開始前 チームで勝鬨

    恒例のIMOの人文字

    全員メダリスト!

    フェアウェルパーティにて

    日本チームのガイドさんと

    日本チーム集合写真

    文部科学省表敬訪問
    柴山文科大臣と記念写真

APMO2019

 2019年3月12日(火)9時〜13時、東京、名古屋、大阪の3会場において第15回アジア太平洋数学オリンピック (APMO2019) の国内大会を開催しました。JMO 代表選考合宿参加有資格者37名のうち32名が受験し、その結果、上位10名の成績を日本代表の成績として、主催国のメキシコに提出し、日本は金賞1、銀賞2、銅賞4、優秀賞2、国別順位7位の成績を収めました。大会結果は、(APMO2019 の公式サイト)をご覧ください。
  • 日本代表選手の成績:
    金 賞 黒田 直樹 灘高等学校 3年
    銀 賞 西川 寛人 愛知県立明和高等学校 3年
    銀 賞 渡辺 直希 広島大学附属高等学校 1年
    銅 賞 新居 智将 開成高等学校 3年
    銅 賞 渡邉 雄太 広島大学附属高等学校 3年
    銅 賞 平山 楓馬 灘高等学校 1年
    銅 賞 松下 謙太郎 筑波大学附属駒場高等学校 3年
    優秀賞 米田 寛峻 開成高等学校 1年
    優秀賞 馬杉 和貴 洛南高等学校 1年
      坂本 平蔵 筑波大学附属高等学校 2年
    (成績順。学年は2019年3月現在)
  • 全受賞者中 金賞 17名、銀賞 56名、銅賞 93名、優秀賞 109名
  • 参加者:41ヶ国・359名
  • 日本の順位:7位
  • 国別順位:
     1. 韓国  2. アメリカ  3. シンガポール  4. タイ
     5. ロシア  6. イラン  7. 日本  7. インドネシア
     9. カナダ 10. 台湾

EGMO2019 ウクライナ大会

  2019年度のヨーロッパ女子数学オリンピック (EGMO2019) は4月7日からウクライナのキエフで行われました。主催国はウクライナ:EGMO2019 公式サイト
  • 日本代表選手の成績:

    渡部 由佳洛南高等学校3年大阪府銀メダル

    桑原 優香南山高等学校女子部2年愛知県銅メダル

    渡邉 春華桜蔭高等学校2年神奈川県銅メダル

    古勝 敦子洛南高等学校1年京都府銅メダル
  • 参加国数:49ヶ国・地域(50チーム)
  • 総受験者数:196 名
  • メダル総数:金メダル 19名、銀メダル 37名、銅メダル 56名、優秀賞 43名
  • 日本の順位:13位
  • 国別順位:   
    1.アメリカ 2.ウクライナ 3.ブルガリア 4.ポーランド
    5.セルビア 5.イギリス 7.ルーマニア 8.ハンガリー
    9.ペルー 10.メキシコ 11.ジョージア 12.ボスニアヘルツェゴビナ
    13.日本 14.オーストラリア 14.フランス 16.ベラルーシ
    ……………
  • ギャラリー:

    ホテルの食堂にて
     

    円陣を組んで
    コンテスト会場へ

    開会式会場前
     

    開会式会場内風景
     

    観光・ドニプル川
    遊覧船にて

    日本選手団・閉会式
    ホール入口にて
2018年度以前の成績についてはこちらをご覧ください。


過去の国際大会 (IMO, APMO, EGMO) における日本の成績

過去のIMOにおける日本の成績

 参加者の半数以下にメダルが授与され、金メダル・銀メダル・銅メダルの割合は 1:2:3 です。また、メダル受賞者以外で一定条件を満たした成績優秀者には優秀賞が授与されます。(国別順位は各国ごとの選手の総得点に基づいていますが、IMO の公式規約では定まっていません)。日本の参加は1990年の北京大会からです。

年度
期間
開催国/地域
開催都市
参加
国数
参加
人数
日本の成績 国別
順位
60 2019
7.10-7.21
イギリス
Bath
112 621 13位
59 2018
7.3-7.14
ルーマニア
Cluj-Napoca
107 594 13位
58 2017
7.12-7.23
ブラジル
Rio de Janeiro
111 615 6位
57 2016
7.6-7.16
香港
Hong Kong
109 602 10位
56 2015
7.4-7.16
タイ
Chiang Mai
104 577 22位
55 2014
7.3-7.13
南アフリカ
Cape Town
101 560 5位
54 2013
7.18-7.28
コロンビア
Santa Marta
97 527 11位
53 2012
7.4-7.16
アルゼンチン
Mar del Plata
100 547 17位
52 2011
7.12-7.24
オランダ
Amsterdam
101 563 12位
51 2010
7.2-7.14
カザフスタン
Astana
95 522 7位
50 2009
7.10-7.22
ドイツ
Bremen
104 565 2位
49 2008
7.10-7.22
スペイン
Madrid
97 535 11位
48 2007
7.19-7.31
ベトナム
Hanoi
93 520 6位
47 2006
7.6-7.18
スロベニア
Ljubljana
90 498 7位
46 2005
7.8-7.15
メキシコ
Merida
91 513 8位
45 2004
7.6-7.18
ギリシャ
Athens
85 486 8位
44 2003
7.7-7.19
日本
Tokyo
82 457 9位
43 2002
7.19-7.30
イギリス
Glasgow
84 479 16位
42 2001
7.7-7.19
アメリカ
Washington
83 473 13位
41 2000
7.13-7.25
韓国
Taejon
82 461 15位
40 1999
7.10-7.22
ルーマニア
Bucharest
81 450 13位
39 1998
7.10-7.21
台湾
Taipei
76 419 14位
38 1997
7.18-7.31
アルゼンチン
Mar del Platat
82 460 12位
37 1996
7.5-7.17
インド
Munbai
75 424 11位
36 1995
7.13-7.25
カナダ
Toronto
73 412 9位
35 1994
7.8-7.20
香港
Hong Kong
69 385 10位
34 1993
7.13-7.24
トルコ
Toronto
73 413 20位
33 1992
7.10-7.21
ロシア
Moscow
56 322 8位
32 1991
7.12-7.23
スウェーデン
Sigtuna
56 318 12位
31 1990
7.8-7.19
中国
Beijing
54 308 20位

過去のAPMOにおける日本の成績

 受賞者は (n+1)/2 人以下(n は選手総数)で、金メダルは m+2 人以上、銀メダルは m+(s/3) 人以上、銅メダルは m-(s/3) 人以上(m は平均点、s は全選手の得点の標準偏差)。また、メダル受賞者以外で一定条件を満たした成績優秀者には優秀賞が授与されます。(国別順位は各国ごとの選手の総得点に基づいています)。日本の参加は2005年の第17回北京大会からです。

年度 参加
国数
参加
人数
日本の成績 国別
順位
31 2019 41 359    7位
30 2018 39 352 3位
29 2017 39 353 4位
28 2016 36 330 6位
27 2015 33 299 5位
26 2014 36 308 6位
25 2013 34 307 6位
24 2012 37 333 5位
23 2011 35 317 6位
22 2010 33 298 5位
21 2009 28 253 3位
20 2008 28 256 2位
19 2007 22 212 2位
18 2006 21 193 4位
17 2005 19 175 5位

過去のEGMOにおける日本の成績

 IMOと同様に、参加者の半数以下にメダルが授与され、金メダル・銀メダル・銅メダルの割合は 1:2:3 です。(国別順位は各国ごとの選手の総得点に基づいていますが、EGMO の公式規約では定まっていません)。日本の参加は2014年のトルコ大会からです。

年度
期間
開催国/地域
開催都市
参加
国数
参加
人数
日本の成績 国別
順位
9 2020
4.15-4.21
オランダ
Egmond aan Zee
8 2019
4.07-4.13
ウクライナ
Kyiv
49 196 13位
7 2018
4.09-4.15
イタリア
Florence
51 195 12位
6 2017
4.06-4.12
スイス
Zuerich
43 168 21位
5 2016
4.10-4.16
ルーマニア
Busteni
38 147 11位
4 2015
4.14-4.20
ベラルーシ
Minsk
29 109 8位
3 2014
4.10-4.16
トルコ
Antalya
28 110 10位

国際大会関連 News

  IMO2019 イギリス大会から帰国後、文部科学省を表敬訪問した際の動画(facebook 用はこちら)が文部科学省から提供されました。(2019.07.25)


数学オリンピック財団通信(ニュースレター)

●最新版:No.56 : 第59回 IMO ルーマニア大会、EGMO2018 イタリア大会、第30回アジア太平洋数学オリンピックに関する写真入りのニュースレター です。
(2018年9月15日発行) 1048KB
過去の財団通信No.50〜(注意:このページを開くには時間がかかります)

ページの最新更新日 2019年8月21日