公益財団法人 数学オリンピック財団

 アジア太平洋数学オリンピック APMO 概要

 アジア太平洋数学オリンピック(APMO: The Asian Pacific Mathematics Olympiad)は1989年に始まりました。APMO の目的は、対象がアジア太平洋地区の国々に限定されていることを除けば IMO のそれとほとんど同じです。
 APMO の競技は、南北アメリカ地区の参加国は3月の第2月曜日の午後に、西太平洋およびアジア地区の参加国は3月の第2火曜日の午前にインターネット上で実施されます。メンバー国として承認された国だけが参加できます。日本の参加は2005年の第17回大会からです。

 APMO の競技では4時間で5問を解きます。授賞の基準は次の通りです: APMO のメンバー国<https://www.apmo-official.org/countries>へリンクします。

APMOにおける日本の成績

受賞者は (n+1)/2 人以下(n は選手総数)で、金メダルは m+2 人以上、銀メダルは m+(s/3) 人以上、銅メダルは m-(s/3) 人以上(m は平均点、s は全選手の得点の標準偏差)。また、メダル受賞者以外で一定条件を満たした成績優秀者には優秀賞が授与されます。(国別順位は各国ごとの選手の総得点に基づいています)。日本の参加は2005年の第17回北京大会からです。

年度 参加
国数
参加
人数
日本の成績 国別
順位
36 2024 38 345 9位
35 2023 38 345 5位
34 2022 35 318 4位
33 2021 37 344 5位
32 2020 38 337 Covid-19のため、関係者の健康を
第一に考え、日本は不参加。
 
31 2019 41 359    7位
30 2018 39 352 3位
29 2017 39 353 4位
28 2016 36 330 6位
27 2015 33 299 5位
26 2014 36 308 6位
25 2013 34 307 6位
24 2012 37 333 5位
23 2011 35 317 6位
22 2010 33 298 5位
21 2009 28 253 3位
20 2008 28 256 2位
19 2007 22 212 2位
18 2006 21 193 4位
17 2005 19 175 5位

日本代表選手と成績(2005年〜)

過去のAPMOで出題された問題

 各年のAPMOで出題された問題の日本語訳です。
年度問題 年度問題
382026 372025
362024問題 352023問題
342022問題 332021問題
322020問題 312019問題
302018問題 292017問題
282016問題 272015問題
262014問題 252013問題
242012問題 232011問題
222010問題 212009問題
202008問題 192007問題
182006問題 172005問題

ページの最新更新日  2024年7月19日